エチオピア運輸・物流相は最近、電気自動車を優先し、内燃機関による自動車の輸入を近く禁止すると発表した。

「政府は、電気自動車以外のガソリン自動車をエチオピアに輸入しないことを決定しました。エチオピアは燃料を生産しておらず、外貨を大量に使用して海外から輸入している」と、Alemu Sime運輸・物流相は述べた。

この措置は、エチオピア議会によって承認されたグリーン開発マスタープラン2021-2030の一部であり、10年間で少なくとも15万2800台の電気自動車を輸入することを目標としている。エチオピアはすでにe-モビリティ機器に対する税制優遇措置（関税の15％引き下げ）を導入し、国内への参入を促進している。

このため、多くの企業が組立事業に参入している。中国の自動車メーカーである東風汽車からモデルを輸入しているGreen Techがそうだ。公式発表によると、2021年から2022年にかけて燃料供給に40億ドル近くを費やした東アフリカのこの国で、最大5000台の電気自動車を組み立て、販売する計画だ。

内燃機関車の輸入禁止を理解するために考慮すべきもう1つのパラメータは、充電である。エチオピアは、水力発電（30,000MW）と太陽光発電（5.5kWh/m²/日）の潜在力に恵まれている。「エチオピアはグリーン開発の支持者であり、そのために努力している国です。大気汚染を減らすためには、ガソリン車よりも電気自動車の方が望ましい」と大臣は述べた。政府当局は電気自動車ドライバーにとって、高価なガソリン（現在1リットル2ドル）に比べて安全な充電の代替手段であると宣伝している。

Source

• borkena: Ethiopia’s Minister of Transport says importing gasoline-powered automobiles prohibited 
• via Electrek: It begins: Ethiopia set to become first country to ban internal combustion cars