VR/ARヘッドセット向けにAppleはハリウッドとコンテンツの開発を進め、2023年の発売を目指している

masapoco
投稿日
2022年6月5日 6:08
t rex 5573079 1920

AppleのVR/ARヘッドセットについて、これまで様々な噂が流れ、早期の登場が期待されているが、コンテンツの制作にも余念がないようだ。

The New York Times誌によると、AppleはJon Favreau氏などのハリウッドの監督に新たなVR/ARヘッドセット向けのビデオコンテンツの制作を依頼しているとのことだ。Apple TV+向けコンテンツ『先史時代の惑星』を制作しているJon Favreau氏は、ヘッドセット向けに恐竜が生き生きと迫力満点に動き回るコンテンツを制作しているようだ。

関係者によると、ヘッドセットは「スキーゴーグル」のような外観をしており、2023年の発売を目指し開発されているとのこと。発売が来年になるのは、主に「バッテリー持続時間の問題」に起因するようだ。

AppleはこのVR/ARヘッドセットの取組を主導するため、Dolby TechnologiesからエンジニアのMike Rockwell氏を引き抜いたが、マシンパフォーマンスの問題により、期待されたクオリティの映像を実現できないことから難航したとのこと。これについては、以前にもヘッドセットの開発を巡る問題について紹介した記事に詳しく掲載したので、よろしければご一読頂ければと思う。結局、Appleは未だにパフォーマンスとバッテリー持続時間のバランスで悩まされているようだ。

また、6月6日(現地時間)に開催されるWWDC 2022において、Appleがこのヘッドセットについて明らかにするかどうかは不明だが、The New York Timesによると、Appleは「アプリが新しいカメラと音声機能を追加できるようにするソフトウェアツールを発表する予定」とのことだ。そしてこれにより、「顧客が最終的にヘッドセットで操作できるようになるハンズフリーインターフェイスの土台を作る」事を目指しているようだ。

噂のRealityOSについて何らかの発表があるのではないかと予想されるが、果たしてどうなることだろうか。WWDC 2022まで後もう少しだ。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • Microsoft Store
    次の記事

    Windows 11の新機能「アプリの復元」により、PCのセットアップが格段に楽になるかも

    2022年6月5日 7:04
  • 前の記事

    Intelの第14世代「Meteor Lake」は新しいLGA-2551ソケットに切り替わるとの情報

    2022年6月4日 18:28
    cpu socket

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事