watchOS 10.1のアップデート後にバッテリーの異常な消耗の報告が相次ぐ

masapoco
投稿日
2023年10月27日 10:27
Apple WWDC23 watchOS 10 5up 230605

watchOS 10.1がリリースされ、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2にはダブルタップが搭載されたが、それと同時に、新たな問題も発生してしまっている。ネット上では、多くのApple Watchユーザーがバッテリーの異常な消耗が見られるという問題を報告しているのだ。

幸い筆者はこの影響を受けていないが、この問題は広範囲に広がっており、古いApple Watch Series 4から、最新のApple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2まで、多くのユーザーが不満を訴えている状況だ。

影響を受けたApple Watchユーザーは、通常よりもはるかに急速にバッテリーが消耗される様子を報告している。Twitterのあるユーザーは、Apple Watch Series 9がわずか3時間で100%まで充電した最新のApple Watchが電池切れになったと述べている。また別のユーザーは、Apple Watch Series 7のバッテリーがわずか30分で25%も消耗したと報告している。

またこれらの問題を報告しているユーザーは、同時に、充電時のオーバーヒートを訴えており、Apple Watchの充電に何らかの問題があると述べている。実際に何名かは、設定アプリで、「充電はApple Watchの温度のために保留されました」というメッセージを受け取ったと報告している。このため、Apple Watchのバッテリーが充電中に消耗してしまう人もいるようだ。

Appleはこれらの問題についてコメントしていない。AppleのwatchOS 10.1のリリースノートには、バッテリー駆動時間やバッテリー設定の変更についての言及はない。Appleは既にwatchOS 10.2の最初の開発者ベータ版をリリースしたが、このアップデートでバッテリー消耗の問題が解決されるかどうかはまだわからない。


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